4月9日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2016.04.09本日、阪急百貨店うめだ本店9階祝祭広場で行われましたチャリティートークイベントは、NPO法人プール・ボランティアの織田さんやボランティアの方々、そして実際に泳ぎを習っている方々にお話を伺いました。
プール・ボランティアでは、一般の市民プールを利用し、マンツーマンで障がい児に水泳指導を行っています。
水の中は危険だと思われるかもしれませんが、実は足の不自由なこどもたちは、プールの中では、浮力のおかげで歩いたり、泳いだりすることが出来ることもあるそうです。また、「プールの中にいるとリラックスできる」という声も多いそうです。安全に配慮するためにもマンツーマンにしているのですね。
水泳指導と言っても、始めからストロークなどの泳ぎ方を教えるのではなく、水と親しみ、水遊びの楽しさを伝えることからでスタートします。なにより「今日は楽しかったなあ。また、プールに来たいなあ。泳ぐことって楽しいなあ」と、まず感じてもらうことが大切なんだそうです。
水泳の楽しさがわかってくると、どんどん前向きになります。とりあえずの目標は「25mを泳げるようにすること」で、みんな目標に向かって楽しくがんばっているそうです。
「平泳ぎで25m泳げるようになった」とうれしそうに話してくれました。
午後1時~のトークイベントにお越しいただいた皆さん。
午後4時~のトークイベントにお越しいただいた皆さん。
泳ぐことが楽しい!と笑顔でした。
ボランティアの方に、始められたきっかけや泳ぎを教えている時の嬉しかった事などを聞かせていただきました。
ただ、プールの利用は、毎月延べ450名ぐらい希望される方がいるのですが、ボランティアの数は約220名しかいないため、ボランティアスタッフが慢性的に不足している状態です。
そのため利用待機の障がい児もおり、織田さんは「ボランティアが増えれば受け入れることができるのになあ」と話されてました。
ボランティアの参加には専門の知識や特別な資格はいりません。一緒にプールに入って、見守っていただくことができる方なら、誰でも参加することができます。
参加してみようかなぁ・・・と多くの方が思ってくだされば嬉しいです。
「ひと肌脱いでいただける方」下記までご連絡くださいね!
<プール・ボランティア>
電話:06-4794-8299
メールアドレス:pv@pool-npo.or.jp
詳しいことは、プール・ボランティアのホームページをご覧ください。(検索 プール・ボランティア)
本日もご来店ありがとうございました。