8月24日(土)のチャリティートークイベントのご報告
2019.08.24本日、阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場で開催したチャリティートークイベントは、<あかりバンク>の橋田さんにご来場いただき、日頃の活動や手作りランプについて、お話を伺いました。
照明デザイナーでもある橋田さんですが、2005年頃、あかりには心を癒し人を笑顔にする効果があることを知ってもらうために、病院や高齢者施設など心のケアが求められる場所に手づくりのランプを贈る活動を始められたそうです。本日も「あかりを通して皆さんに笑顔を届けたい!」という思いで作った手作りランプをお持ち頂きました。
病院の夜は照明が暗くなります。消灯時間になると大人でも寂しい気持ちになりますが、入院中のこどもたちにとってはなおさら寂しく感じるかもしれません。そんなこどもたちに、あかりバンクでは動物や昆虫などをイメージした手作りランプを届け、全ての人の心のケアが出来るような環境作りに取組んでおられます。
こどもホスピスはでは、動物のかわいいランプが病室や様々な場所に置いてあります。入院しているこどもたちはもちろん、看病やお見舞いに来られたご家族の皆さんも”やさしいあかり”が迎えてくれるので、穏やかな気持ちになれるそうです。橋田さんの希望はあかりで癒されることがあるという事をたくさんの方に知ってほしい、ということだそうです。
橋田さんが病院だけでなく、在宅介護をされているお宅に伺った時に感じるのが部屋の天井の照明のまぶしさだそうです。介護される方は天井を長時間見るので、間接照明を取り入れて、やわらかな手作りランプで優しく照らすように工夫すると、ご家族の方から「息がしやすくなった」と感謝のお言葉を頂いたそうです。家族が病気になると、気づかぬ間に家の中に緊張感が生まれるのかもしれません。そのような空気感をあかりが変えてくれるのですね。
イベント終了後、ご来場の方が手作りのあかりを手に取って興味深くご覧になり、橋田さんと手作りのランプについてじっくりお話をされてました。チャリティーの輪が少しずつ、広がっています。とてもうれしくなりました。
本日もたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。