
6月16日(土)チャリティートークイベントのご報告
陸上では足の不自由な方でも、プールの中では浮力で歩いたり、泳いだりすることが出来ることも。また水の中では、もし転んでもケガをすることがないので安心。プール・ボランティアでは、まず、水と親しみ、水遊びの楽しさを伝えることからはじめます。「今日は楽しかったなあ。また、プールに来たいなあ。泳ぐことって楽しいなあ。」と水泳の楽しさをわかって欲しいからです。楽しく思えると、どんどん前向きになってくるんです。
プールで行う運動はリハビリにもなり、高齢者・障がい者に有効です。最初は緊張気味のこどもたちも、水中で動くことの楽しさがわかってくると、どんどん前向きな気持ちになるようです。
会員の土川君です。土川くんには聴覚障がいがあります。泳ぐことが大好きでプール・ボランティアに通って約3年。もう1000メートル泳げるようになったそうで、パラリンピックも目指すと宣言していました。「耳の不自由な人、足の不自由な人、困っている人にみんなが優しくしてくれると、嬉しいです」との土川くんの元気で、聡明な受け答えに会場の皆様から温かい拍手がおこりました。
さらにボランティアの西本さん、鳥本さんが登壇してくださいました。お二人とも、こどもたちの「楽しかった、ありがとう。」という笑顔いっぱいの言葉が一番のやりがい、と言われていました。
また、”プール・ボランティア”は11/25(日)に実施される大阪マラソンで、寄付先団体(紺色:スポーツ・文化を考える)に採択されており、泳ぎたい障がい児を応援するために走ってくれるチャリティーランナーを募集されています。興味のある方は、ぜひご参加してくださいね!
詳しくは「大阪マラソン」または「プール・ボランティア」のホームページをご覧くださいませ。
会場ではプール・ボランティアの活動写真が沢山紹介されましたが、どれもこどもたちと、ボランティアの笑顔がいっぱいでした。写真を見るだけでも団体のイキイキとしたワイワイ楽しい雰囲気が感じられました。
本日のご来場ありがとうございました。
